当院では副鼻腔炎の患者様に対して、先代院長が実用化した「プレッツ吸引療法」を行っています。
懸垂頭位(鼻の穴が上を向く姿勢)をとって頂き、鼻から薬剤を入れ、副鼻腔内に薬剤を浸み込ませてから、専用の吸引器を用いて、鼻・副鼻腔内にたまっている鼻水を繰り返し吸い出す治療法です
膿性の鼻水がたまって頬や頭が重い、鼻水がのどに回る(後鼻漏)、それにより痰の絡む咳が続く患者様は、通常の内服治療に加えて、このプレッツ吸引療法を併用すると、短期間で症状が軽快します。その後、重症度に応じて治療を続けます。個人差はありますが、4~5歳のお子様から施行可能です。
両側の鼻腔入口部にノズルをあて吸引します。
ノズルは奥までは挿入しませんので、
侵襲少なく施行できます。
4〜5歳のお子様でも施行可能です。